リンパマッサージの最適な頻度とは?セルフ・エステのおすすめ頻度
リンパマッサージはリンパの流れを促し、むくみを解消し老廃物を排出することで、肩こりや足のむくみ、疲労感などの不調を改善する効果が期待できます。
効果を持続させるためには定期的にリンパマッサージを継続していくことが大切です。
ここでは、セルフケア、エステサロンそれぞれのリンパマッサージの最適な頻度をご紹介します。
自宅でのリンパマッサージの頻度
リンパは365日動いている
リンパは24時間365日体内を巡りながら老廃物やウィルスなどの不要なものを運んでいます。
リンパ液の流れるスピードは、30秒間で12cmとされています。
これは1秒間に換算すると0.5cm以下の速さです。
一方、血液は心臓から全身を巡ってまた心臓に戻ってくるまでの時間は約30秒であるとわかっており、体内で最も太い血管では、秒速1メートルにも及ぶと言われています。
リンパには心臓のようなポンプ機能がなく、ふくらはぎの筋肉がポンプ役になっているため、立ち仕事やデスクワークなど、ふくらはぎが動かずに同じ姿勢が長時間続くと流れが滞ってしまうことがよくあります。
リンパの流れが滞るということは老廃物が排出されにくくなっている状態になり、これが身体にさまざまなトラブルを引き起こします。
毎日ケアしてリンパを停滞させない
セルフケアでのリンパマッサージは毎日継続して行うのが効果的です。
上でもご紹介しましたが、リンパは24時間体内を流れ続けています。
リンパマッサージでリンパに含まれる老廃物の排出を毎日促すことがポイントとなります。
しかし、ライフスタイルによっては忙しくて毎日リンパマッサージを行うのが難しいという場合もあるでしょう。
その場合は2日に1回や週に1回などの頻度でも問題ありませんので、継続的にマッサージをすることが大切です。
エステサロンでのリンパマッサージの頻度
リンパをしっかり流してむくみを解消したり、老廃物を排出させたいなら、日々のセルフケアに加えてエステサロンでプロの手でリンパマッサージを行うと効果的です。
また、自分ではなかなかケアできない、習慣化できない、という場合はエステでリンパマッサージを受けるだけでも効果が期待できます。
最初は集中的に通う
サロンに通い始めの頃は1~2週間に1回の頻度で集中的に通い、これまでに蓄積した老廃物をしっかりと体外に排出させます。
何年も蓄積してきた老廃物を1回のエステですべて排出させるのは難しいため、集中的に通ってこれまで溜め込んだ老廃物を一気に外に出すように促します。
効果が出てきたら月1回が目安
エステでの集中ケアを受けていると少しずつむくみ改善効果や冷え解消、不調の改善など、効果を実感することができます。
このような効果を実感できるようなってきたら、通う間隔を徐々に広げていき、最終的に月に1回のペースにしていきます。
このようなときはエステでリンパを受けると効果的
リンパマッサージは定期的にサロンで受けてメンテナンスするのが基本ですが、不調を感じたときにマッサージを受けるのもおすすめです。
例えば
・肩こりがつらい
・首こりが原因で頭痛がする
・背中が張って呼吸がしにくい
・脚のだるさが取れない
といったお悩みがあるときはリンパマッサージを受けると効果的です。
また、長時間のデスクワークや立ち仕事で疲れが溜まったと感じたときも、エステサロンでリンパをしっかりと流してもらうとお疲れがすっきりとし、身体が軽く感じられます。
エステサロンのリンパケアは頻度が多ければ良いというわけではない
ボディエステは毎日エステに通ったり、1日2回も3回もはしごして施術を受けてもあまり意味がありません。
リンパケアや痩身エステはある程度の間隔を空けて何度も回数を重ねることで基礎代謝がゆっくりと改善され、痩せやすい身体を手に入れることができます。
リンパケアも、目的や目標をエステティシャンと共有し、相談しながら頻度を決めていくと良いでしょう。
エステのリンパケアの効果を長持ちさせるポイント
エステでリンパを流したらなるべく良い状態をキープしたいですよね。
リンパマッサージの効果を長持ちさせるにはいくつかのポイントがあります。
水分をこまめに摂る
老廃物はリンパ管を通って、最終的に尿や汗となって排出されます。
そのため、水分をこまめに摂って老廃物の排出を促します。
特にリンパマッサージの前後に水分を摂ると効果的ですので、セルフマッサージの前後には常温の水や白湯をコップ一杯飲むのがおすすめです。
湯船に浸かって入浴する
身体を温めると老廃物が外に出やすい状態になります。
夏でもできるだけ湯船に浸かって入浴すると身体が芯まで温まり、汗から老廃物を排出しやすくなります。
また、日常生活でも身体が冷えないように注意することで、リンパの滞りやむくみを防止することができます。
適度に体を動かす
リンパはふくらはぎがポンプ役となり、ふくらはぎの筋肉を動かすことにより流れを促進します。
適度な運動でふくらはぎを動かすことで、リンパの停滞を防ぐことができますので、軽い散歩やストレッチ、スクワットなどを行うとリンパがスムーズに流れやすくなり、老廃物の排出も促すことができます。
塩分の摂り過ぎに注意
人の身体は体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きがあります。
塩分を多く摂取すると、体内の塩分濃度を薄めようとして体内に水分を溜め込みます。
これがむくみにつながりますので、塩分の摂り過ぎには注意が必要です。
味の濃い食事はなるべく避けるとむくみの防止につながります。
塩分の摂り過ぎは高血圧の原因にもなりますので食生活には十分注意しましょう。
リンパマッサージのあとはアルコールは避ける
特にエステサロンでリンパマッサージを受けた当日はアルコールの摂取は避けた方が良いです。
アルコールは肝臓で分解されることで知られていますが、リンパ管を通っている老廃物も肝臓で処理され、尿として体外に排出されます。
リンパマッサージを行ったあとはリンパの流れが促され、肝臓でも積極的に老廃物の処理が行われます。
しかし、このタイミングでアルコールを摂取すると、肝臓ではアルコールの分解が優先されてしまいます。
そのため、リンパの老廃物の処理は後回しにされ、老廃物は溜まった状態で残されてしまい、マッサージの効果が薄れてしまうのです。
エステでしっかりリンパを流したあとはアルコールの摂取は控えるようにしましょう。
生活リズムに合った最適な頻度でエステサロンに通う
リンパマッサージのセルフマッサージとエステでのケアの最適な頻度についてご紹介しました。
セルフケアは毎日、エステは月に1回がおすすめですが、継続することが何よりも大切です。
自分の生活リズムに合わせて継続できる頻度でサロンに通ったりセルフケアをするのが効果的です。
サロン名:リラクゼーションサロン Laugh.
住所:〒620-0024 京都府福知山市東長町32
営業時間:10:00~19:00(最終受付16:00)
定休日:月曜日
TEL:080-8321-4264